健康寿命と平均寿命の違いとは?
こんにちは、スキンケア・ヘアケアの開発担当のYです。
日本は世界でも有数の長寿国であり、2023年には男性の平均寿命が81.41歳、女性の平均寿命が87.45歳となりました。
しかし、平均寿命と健康寿命には大きな差があることをご存知でしょうか。
今回は平均寿命と健康寿命の違いについて説明していきます。
健康寿命と平均寿命の違い
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活に制限のない期間のことを指します。
一方、平均寿命とは、誕生した人が平均的に何歳まで生きられるかを示すものです。
2023年の日本の健康寿命は、男性が72.68歳、女性が75.38歳となっています。
つまり、平均寿命と健康寿命の差は、男性で8.73歳、女性で12.07歳ということになります。
健康寿命の延伸が重要
健康寿命の延伸は、高齢者のQOL(生活の質)の向上や、社会保障費の削減につながります。
そのため、政府や民間企業がさまざまな取り組みを進めています。
健康寿命を延ばすためには、健康的な生活習慣を身につけることが大切です。
その中でも、特に噛むことが大事で、歯を大切にすることが重要です。
噛むことと健康寿命
噛むことには、以下の3つの健康効果があります。
- 唾液の分泌を促す
- 消化を助ける
- 筋肉を鍛える
唾液には、食べ物を消化するための消化酵素や、口腔内を清潔に保つための抗菌作用があります。噛むことで唾液の分泌が促されると、食べ物の消化が助けられ、口腔内を清潔に保つことができます。
また、噛むことは消化を助けるだけでなく、筋肉を鍛えることにもつながります。
噛むことで、咀嚼筋や舌の筋肉が鍛えられます。
咀嚼筋や舌の筋肉は、嚥下や発音にも関わっているため、噛むことで嚥下や発音の機能を維持することにもつながります。
歯の健康と健康寿命
歯が健康でなければ、噛むことが十分にできません。
噛むことが十分にできないと、唾液の分泌が減り、消化や口腔内環境の維持が難しくなります。
また、咀嚼筋や舌の筋肉が衰え、嚥下や発音の機能が低下します。
さらに、歯が欠けてしまうと、食べ物を噛むときに片側の歯で噛むことになり、片側の咀嚼筋や舌の筋肉がより鍛えられてしまいます。
その結果、噛み合わせが悪くなり、さらに歯が欠けてしまうという悪循環に陥る可能性があります。
歯を大切にする方法
歯を大切にするためには、以下のことに気をつけましょう。
- 適切なブラッシングと歯磨き粉の使用
- 定期的な歯科検診とクリーニング
- 甘い食べ物や飲み物の摂り過ぎの防止
- 喫煙の防止
適切なブラッシングと歯磨き粉の使用で、歯垢や歯石を除去し、歯周病を予防しましょう。
また、定期的な歯科検診とクリーニングで、歯周病の早期発見と早期治療を心がけましょう。
甘い食べ物や飲み物の摂り過ぎは、虫歯の原因になります。
また、喫煙は歯周病や口腔がんのリスクを高めます。
噛むことを意識した生活習慣
また、噛むことを意識した生活習慣を心がけることも大切です。
- 固いものも食べるようにする
- よく噛んで食べる
- 咀嚼筋や舌の筋肉を鍛えるトレーニングをする
固いものも食べるようにすることで、咀嚼筋や舌の筋肉を鍛えることができます。
また、よく噛んで食べることで、唾液の分泌を促し、消化を助けることができます。
咀嚼筋や舌の筋肉を鍛えるトレーニング
- 口の中で食べ物を丸める
- 口の中で食べ物を押しつぶす
- 口の中で食べ物を左右に動かす
これらのトレーニングを毎日継続することで、咀嚼筋や舌の筋肉を鍛えることができます。
まとめ
歯を大切にすることは、健康寿命を延ばすためにとても大切です。
適切なブラッシングと歯磨き粉の使用、定期的な歯科検診とクリーニング、甘い食べ物や飲み物の摂り過ぎの防止、喫煙の防止など、日頃から歯の健康を意識しましょう。
最後に、このブログが皆様の健康に役立てれば幸いです。
これからも様々なテーマで情報をお届けしてまいりますので、是非ともお楽しみに!
また、取り上げてほしいテーマや質問がございましたら、コメントでお知らせください。